この記事を書いた動機
youtubeでマルチ撲滅系の方の動画を観てたら無性に書きたくなった。
注意喚起の意味も含めて、気を付けるポイントとかも書いとく。
友人からの連絡
タイトルにもある「友人」という人物は、
大学に入ってからの付き合いだけど、家に遊びに行ったり、一緒にボルダリング行ったり、普通に仲がいいくらいの間柄
大学3年の夏休みに友人から初めて電話がかかってきた。
「もしもし」「お疲れ」「どした?」のあと、
「投資興味ない?」
とか言ってきた。
投資について
- 10万円が半年で100万円になる
- 先物取引
- USBを10万で買う(曖昧)
- USBに入ってるデータを使ってなんやかんやする
- 説明の機会を設けさせてほしい
※当時はまだ仮想通貨を使ったマルチではなかったと思う。
説明の機会(勧誘)について
- 大学のキャンパス近くのカフェかファミレス
- 友人とサークルの先輩2人と俺の計4人
- 説明をしてくれるのは先輩2人
普通に怖くない?正味1対3じゃん。
多分だけど現地に行ってたら席はこうなってた
壁│先輩 先輩
壁│──────┐
壁│ テーブル │ 通路
壁│──────┘
壁│俺 友人
電話をくれた理由
俺がバイト代と奨学金を使って自分で学費を払ってることを話したこともあったから
それを心配してくれて話を持ち掛けてくれたとのこと。
これ自体はめっちゃうれしい。建前かもしれないけど。
決着
こっちも説明受ける気は毛頭ないし、
このままうだうだ電話しててもしょうがないと思って
「それマルチ商法じゃないの?
クーリングオフできるならしたほうがいいよ」
マルチって確定したわけじゃないけど牽制してしまった。
俺の金銭の事情に気を回して話を持ち掛けてきてくれたことに感謝を伝えて電話を切った。
その後
この電話をきっかけに友人とは疎遠になった。
大学卒業した後、別の友人からチラホラ同じような誘いの連絡を受けたことがあるという話もあったし、マルチの勧誘だったんだと思う。
おわりに
断れた勝因
説明を受けるためにカフェなりファミレスなりに行かなかったこと。
この段階で断るかどうかで勝率全然違うと思う。
ラッキーだったのが、
この電話をもらう前に「NHKにようこそ」のマルチ商法の回を観てたこと。
「マルチ商法」って言葉は聞いたことあったけど、
「NHKにようこそ」観るまで具体的にどういう手法の悪徳商法なのか知らなかったし。
当時の気持ち
今になって利回りを考えると絶対ありえない投資なんだけど、
電話をもらった当時の気持ちは、
こんな美味しい話を俺にくれてありがとう:3割
そんな上手い話があるわけねえだろ:7割
実際、信頼してる友人からこんな話もらったら、
一瞬金持ちになった自分のビジョンがちらつくよ