「感謝しかありません」という表現について考えた

職場で、新人の女の子が研修でお世話になったおじさん上司に対して

「○○さんには本当に感謝しかありません」

と言っていたのを聞いて、前から思ってたことを書こうと思った。

個人的な感覚

「感謝しかありません」と聞くと、

「感謝以外はないんだ」と思う。

感謝の気持ちをより強く伝えるために「感謝しかありません」という表現を使うのに、個人的な感覚では「しかない」という余白のなさが失礼な気がしている。

言葉の意味をそのまま捉えた屁理屈なんだけどね。

推測

新人の女の子も実際には上司に対して「頼り甲斐がある」とか「尊敬できる」とか感じたことはたくさんあったけど、「感謝しかありません」でなんか適当に全部伝わりそうだからこの表現を使ったんだと思う。

もしくは「ムカつく」とか「口うるさい」みたいな負の要素が「頼り甲斐」や「尊敬」を相殺して「感謝」くらいしか残っていなかったのかもしれない。

だって新人の女の子はその次の日に退職願を出していたから。

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